合金めっきとは

この記事では、合金めっきについてご紹介します。

概要

合金めっきは2種類以上の金属を同時に析出させるめっきです。

合金化することで、耐食性の向上やすずめっき品の短絡防止、単体めっきに似せた外観などの性能を出せることができます。また、合金の比率によっても性能が変わります。

 

特徴と用途

代表的なめっき特徴用途
亜鉛ー鉄めっき耐食性の向上、黒色外観が容易自動車部品、建築部品
亜鉛ーニッケルめっき耐食性の向上、亜鉛よりも耐熱性が高い自動車部品
すずー鉛めっきはんだとしてはんだ付け性の向上、すずめっきの短絡防止はんだ付け部品
すずー銅めっき鉛を使用しないはんだ。すずめっきの短絡防止半導体部品
すずーコバルトめっき光沢外観(クロムめっき代替ー環境対応)照明器具など
金ー銅めっきピンクゴールド色装飾品
亜鉛ー銅めっき金色(代用金)什器、棚などの装飾

       亜鉛ー鉄(黒色)

 亜鉛ーニッケル(青色・黒色)

 

     すずー鉛(半光沢)

 

       すずー銅(光沢)

すずーコバルト(クロムめっき色)

 金ー銅(ピンクゴールド)

    亜鉛ー銅(真鍮)

 

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