めっきは一般的に金属に行うことが多いのですが、自動車業界などでは昨今の軽量化に伴い、プラスチックにめっきをするケースが増えています。

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自動車のバンパーなどは代表的なものです。ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの3種類で構成されるプラスチック)という素材が一般的ですが、さらに強度を高めるためにポリカーボネートを混ぜているものもあります。めっき工程が長いのと素材起因の不良率が高いというデメリットもありますが、素材に光沢を出し、紫外線から保護するという意味でも有用な技術です。

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