児玉 義弘
めっき職歴30年以上
父が創業のめっき工場で小学生の時からめっき加工に関わる。
夏休みにラッキング作業のお手伝いなど。 大学卒業後は、電子部品のめっき加工を得意とされる東京の大手めっきメーカーにて修行し、めっき技術と経営ノウハウを学ぶ。 コダマ入社後、めっき現場、品質保証、新規営業などを担当する。
品質ISO9001・環境ISO14001の体制を構築し組織の充実をはかる。 現在は人材採用・人材育成・新規事業戦略の立案などに注力している。
児玉 義弘の記事一覧
薬品の取り扱い・めっき加工作業の際の注意点 ①薬品の補充めっき加工作業の 際には、保護メガネ、保護マスク、ゴム手袋、ゴム長靴、 ゴム前掛、を着用して作業します。 ②薬品の表示を確認し、暗い場所では作業しない。 ③毒物、劇物は使用量と 年月日を記録して 定められた倉庫に入れ、倉庫は施錠しておきます。空になった容器は,水洗...
この記事では、硬質クロムメッキについてご紹介します。 目次 概要 特徴 用途 概要 硬質クロムめっきは電気めっきの中では、最も高硬度の皮膜で、耐摩耗性の強いめっき皮膜です。皮膜の硬さはＨｖ800以上を誇ります。同義語では、工業用クロム、ハードクロムとも呼ばれています。膜厚が数μｍの薄膜から超厚膜の数ｍｍまで様々な用途に...
無電解ニッケルテフロンメッキとは、非粘着性・離型性の向上・潤滑性・撥水性・静音性に優れるなど多くのユニークな特長をもった皮膜です。同義語：潤滑無電解ニッケルめっき 写真提供・記事引用 コダマ 無電解ニッケルテフロン 無電解ニッケルテフロンメッキの加工事例： 樹脂成型用金型・シュート部品・ベアリング・電気回路部品・クラッ...
メッキ単価の設定方法は、メッキ処理業者によって異なる基準があります。 1事例：バレルメッキ業者の場合、うちは、標準で1バレルでナンボって言われる場合があります。 その場合は基本6000円／バレルの標準設定金額（標準膜厚3μｍ ・メッキ標準時間の場合60分）だとすると、 1バレルに1,000個投入できる製品の場合 仕様膜...
この記事では、無電解ニッケルめっきについてご紹介します。 概要 無電解ニッケルめっきは、製品を専用の化学液に浸漬して、製品表面を化学的に還元析出させることによって被覆することができます。複雑形状の製品でも均一な厚みのめっきができます。 金属だけでなく、セラミックや樹脂のような電気を通さない製品にもめっき可能です。 シャ...
この記事では、はんだ濡れ性（はんだ付けする）についてご紹介します。 はんだ濡れ性（はんだ付けする） はんだ付けは、主に電気回路などの電気部品の配線を接合するときに使用されます。 2つの金属同士を接合して電気的導通を得ることが可能になります（電気的接続） その他には、両者の位置関係を固定し、機械的に保持することが出来ます...
この記事では、均一電着性（均一にめっきを付ける）についてご紹介します。 均一電着性 複雑な形状な製品であっても測定するポイント間の膜厚の差が少ないものを均一電着性がよいといいます。 均一電着性とは、陰極表面上の各々の部分では電流密度が相違していますが、それにもかかわらず析出金属（厚さ）の分布の均一性を示す浴の能力のこと...
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