筆メッキ法とは

筆メッキ

筆メッキ法とは、メッキ工具(布を巻き付けた陽極)にメッキ液を吸収させてメッキ液を流しながら製品の表面を動かしながらメッキをする手法です。一般的なメッキで使用するメッキ槽を使用しないで電気メッキを行います。持ち運び可能な設備であり、ポータブルプロセスのため、移動や分解が困難な固定製品にもメッキすることが出来ます。

筆メッキ法による銀メッキ加工(動画 51秒)

筆メッキ法による銀メッキ加工

専用整流器、メッキ工具、メッキ液で構成され、マスキングして、指定ポイントに施工することができます。筆メッキ加工は、部分メッキなら、製品サイズに影響を受けません。長尺製品の部分メッキに最適で2mや3mを超える長尺物のブスバーの両端のみの部分メッキ加工なども可能です。

筆メッキのポイント 特長:

    1. 設備が簡便:  槽を必要としないため、設備が簡単です。
    2. 操作が簡単: 筆具を使って直接メッキできるため、操作が容易です。
    3. 部分的なメッキが最適: 特定の部分だけをメッキできます。
    4. 各種メッキ液に対応: 異なるメッキ液に対応できます。

 

参考: 株式会社コダマ 銀メッキ加工

 

 

おすすめの記事